引越しは見直しのチャンス
固定費関連のものは、必ずと言っていいほど、引っ越しと同時に住所変更や解約等が付き物です。
この固定費の見直しは、絶対に引っ越しと当時に済ませてします方が効率が良いです。
引越しだけでも大変なのに・・・引越ししてから後からゆっくり・・・と思う方もいらっしゃるかもしれないですが、私自身の経験から言って、正直、一度引越しが終わってしまうと、目の前新生活に慣れることで精いっぱいで、見直しをしようとか、それどころではなくなります。
そんな慌ただしい生活を送っている間にも、固定費の支出はあるわけですから、損をし続けている、という事になります。
どうせ、引っ越しで、住所変更など面倒な手続きをするのならば、いっそのこと、見直しをしてしまいましょう。
引越しは、見直しのチャンス・節約のチャンスです。
転勤族の我が家はこれら固定費の見直しに見直しを重ね、固定費削減を熟慮しました。
そんな我が家の経験から、種目別に具体的な固定費削減方法をお伝えしていきます。
固定費とは
固定費とは、毎月・毎年必ず発生する、生活する為に必要な一定の決まった費用の事を言います。
生活するために必要な費用。
例えば、電気代・ガス代・水道代・携帯電話料金・インターネット料金など・・・です。
これらは、生活する為には、ほとんどの方が必要不可欠な支出です。
固定費を下げるのは簡単
なぜ、節約するなら、まずは固定費なのか。
理由は2つ。
・精神的ストレスが少ない
固定費の反対の「変動費」
つまり、食費や服飾費・交際費・娯楽費、などですが、
例えば、食費を節約しようと思ったら、人間の三大欲求である「食欲」を抑えることになるので、慣れるまでは、かなりの精神的ストレスがかかると思います。
それに比べて、固定費ならば、特に今までと変化を感じることはありません。
例えば、契約電力会社を変えたからって、生活に何か支障が出るわけではないですよね。インターネット会社を変えたからって、速度を落とさなければ、特に不便はないですよね。
精神的苦痛なく、節約ができ、浮いたお金で別のことに使えると思ったら、固定費の見直しはしなければ損たと言えます。
電気・ガス・水道代をおトクに節約
電気について
電力自由化とは
これまで、電気というのは、各地域の決まった電力会社(東京電力・関西電力など)からの供給しかなかったので、NHK公共料金のように、言われるがまま、請求された金額を決められているところに支払うしかありませんでした。
しかし、2016年4月以降、電力の自由化がされたことで、企業が電気を販売できるようになり、電気料金を各企業が決めることができ、私たち消費者は、どの会社からどのプランで電力の供給を受けるか、自由に選べるように変わったのです。
電力が自由化されて数年経ちますが、皆さんは、自分で電力会社を選んでいますか?
電力会社を変えると何か変わるの?
電力の自由化は知っているけど・・・
電力会社を変えるって、電気の「質」のようなものは変わるの?
と素朴に思われると思います。
送配電、つまり電気を送り届ける作業は、今までと変わらない電力会社が行うので、電気の品質はこれまでと変わることはありません。
たいして安くならないんじゃない?
電力会社によってそんなに電気料金に差があるのか、気になりますよね。
電力自由化になってから、一度も電力会社をを変更していない場合、つまり、現在も、大手の東京電力や関西電力・九州電力などと契約している場合は、見直しをすることで、安くなる可能性が高いです。
例えば)東京電力エリアだと、使用料により、一概には言えませんが、
3人以上世帯だと、1年間で3.5万円(従量電灯B50A)
2人世帯だと、 1年間で2.5万円(従量電灯B40A)
1人暮らしだと、 1年間に1.5万円(従量電灯B30A)
程度、節約になると言われています。
今やたくさんの企業が電力の小売りに参入しており、その差別化を図るために、様々なプラン・サービスが提供されているので、各ご家庭のライフスタイルに合ったプラン選びというのが何よりも重要です。
賃貸でも電力会社は選べるの?
アパートやマンションなどの賃貸物件に住んでいる方でも、自由に電力会社を契約することが出来ます。ただし、管理組合を通じて、マンション全体で一括で契約している場合は、一度、管理組合に相談してみて下さい。対応可能な場合もあると思います。
最近では、賃貸物件情報に、「電力自由化対応」など、記載も増えてきていますので、今後もし引越しされる予定がある方は、賃貸物件探しの際の検討材料に加えてみてもいいでしょう。
手続きが面倒
自分が今まで損をしていることは分かったけど、手続きが面倒で・・・という方。
それは誤解です。
電気の切り替えは、非常に簡単です。既に設置してあるブレーカーを使うので、工事の必要がないんです。
じゃあ何をすればいいのかって、申し込みをするだけです。
〇月〇日から使いたいです、と、こちらの意思表示をするだけです。
現在使っている電力会社の解約も、新電力会社が代行してくれます。
もちろん、切替手数料もナシ。
驚くほど簡単なのです。
電力会社変更の方法
じゃあ、いったい、どこの電力会社に変更したら良いの?
この見直しには、正直、検討比較する時間と調査が必要です。
どこが一番安いのか。ある程度の時間を割く必要があります。
そこで、スムーズに自分に合った電力会社を決めるために、
まずは、各ご家庭の電気の使い方を確認してください。
確認事項はこの3点
・現在の契約プラン
・1カ月の平均使用量
・生活時間帯(日中は家に居るのか・夜は何時に寝るのか)
以上を確認したうえで、次は、さっそくシミュレーションです。
多数の電力会社から、上記で確認した、家庭に合った一番安い最適なプランを見つけなくてはなりません。まずは、どのくらい安くなるのか、見積りをしてみましょう。
簡単に調べることができます。
無料見積もりは、こちら→ 電力会社選びなら【エネナビ】
最適なプランが分かり、申込み手続きまで済めば、それでやることは終了です。
今までと何ら変わることなく、安定した電気供給が受けられて、ただただ電気代が安くなる。浮いた分で旅行の足しに、なんてことも出来ますので、
確実に見直しをしなければ損だと思いますので、ぜひ、まずはシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

ガスについて
ガスの自由化
電力の自由化は認知度が高いですが、ガスも切り替えることが出来るのはご存知でしょうか?
ガス自由化とは、電力自由化と同様で、許可された企業がガスの販売に参入できるようになり、消費者が自由にガス会社を選択できる制度のことで、これまでプロパンガスについては、以前から自由化されていましたが、2017年に、都市ガスもその自由化の対象となりました。
自由化により、各企業が様々なサービスや料金メニューを提供するようになり、ライフプランに合ったお得なガス会社に変更することによって、毎月の料金を抑えられるのです。
実は、年間の節約額でいうと、電気よりもガスの方が、切り替えた時のメリットが大きいです。
ガス会社の変更って大変そう
ガス会社を切り替える際、工事は一切不要です。
ガス会社を変更しても、家庭に供給されるガス管はそのまま使用するため、工事は必要ないのです。
そしてもちろんですが、ガス会社を変更したからと言って、ガス自体の「質」が変わる事はありません。
ガス会社を変更しても、ガスを送る作業は、これまでの大手のガス会社が行い、どこで契約しようと、供給されるガスは全く同じものになります。
だからこそ、自分に合ったより良いプランで安く利用したいところです。
賃貸でもガス会社は選べる!
基本的に、賃貸物件でも、自由にガス会社を選んで契約することが出来ます。
しかし、貸主がガス会社を指定している場合や、プロパンガスが使われている場合は大家さんの許可がいるため、変更が出来ません。賃貸契約時に渡される、「重要事項説明書」にガス会社の記載がないかどうか、確認が必要です。プロパンガスの場合、一戸建ての持ち家なら、問題ないのですが、集合住宅の場合、1戸だけ別のガス管にすることは難しいため、よほど大家さんが太っ腹で寛容でない限り、難しいと思われます。
また、当然ですが、その地域にガスを提供する会社が他になければ、変更はできません。
ガス会社変更の手続きは簡単
上記でも記載したように、工事などは一切ないので、申し込み手続きをするだけで、変更が完了します。
今契約しているガス会社の解約手続きも、これから契約するガス会社が代行してくれます。
解約手数料や契約手数料も無料!
〇月〇日から使いたい、という、こちらの申し込み手続き1つで、変更できてしまうので、驚くほど早く、簡単なのです。
ガス会社選択のポイント
では、どうやってガス会社を選べば良いのでしょうか。
どこが一番安いのか、検討比較するための時間を割く必要があります。
そこで、スムーズに自分に合ったガス会社を決めるために、以下の流れで行ってみて下さい。
まずは、各ご家庭の電気の使い方を確認してください。
確認事項はこの3点
・現在のガスのプラン料金の確認
・毎月の平均使用量の確認
・生活時間帯の確認(日中は家にいるのか・何時に寝るのか等)
以上のことを確認したうえで、
次は、さっそくシミュレーションです。
多数のガス会社から、上記で確認した、家庭に合った一番安い最適なプランを見つけなければなりません。まずは、どのくらい安くなるのか、見積もりをしてみましょう。
簡単に見ることができます。無料の見積もりはこちら ↓↓↓↓
ガス料金プランを比較してガス代を今よりお安く!【ガスチョイス】
最適なプランが見つかり、申し込み手続きまで済めば、やることはそれで終了です。
以上の手続きのみで、今までと何ら変わることなく、安定したガス供給が受けられて、ただただガス代が安くなる。
確実に見直しをしなければ損だと思いますので、ぜひ、まずはシミュレーションしてみてはいかがでしょうか。

水道について
水道代は地域によって差がある。
水道は、電気やガスと違い、企業が参入している訳でないので、会社も選べないし、決められたところに決められた料金を支払っているので、この手続き1つで節約!という風に簡単にはいきません。
実は水道代は、住んでいる地域によって差があります。
地域によっては、1カ月の水道料金が850円のところもあれば6000円のところもあり、大きな差があるのです。
最優先にするまではいかないと思いますが、知識として知っておくと、
引越しをする際、どっちの自治体に住むか迷った場合には、検討材料の一つになり得ることもありかもしれません。
実際引越しみから、すぐ隣の自治体だったら水道料金こんなに安かったんだ、と後から知っても悔しいので。
たかが水道料金でも、生活に絶対必要な、毎月発生する固定費です。それが、月6000円の差、つまり年間72000円もの違いになるので、この差は大きいですよね。
知っていて損はないと思います。水道料金は自治体ホームページで簡単に調べられますので参考にしてみてください。
インターネット料金
光回線の乗り換えは引越しと同時がベスト
インターネット会社こそ、引っ越しと同時に乗換えが一番ベストタイミングです。
電気やガスと違って、インターネットを引くには、必ず工事が必要になってきます。
これは、インターネット会社を乗換えようが、そのまま引越し先でも継続しようが、必ず必要な工事だからです。面倒なことに変わりはないのです。
乗換えでメリットが生まれる場合
引越しの予定はなくても、月額料金の割引期間が終了し、月々の料金が高くなってきた場合、インターネット会社を乗換えることで、メリットが生まれる節約に繋がる場合がほとんどです。
まずは、現在の回線の
・プラン料金
・違約金
・工事費の残債
を確認し、シミュレーションを行いましょう。
キャッシュバックを月々の料金と総合的に判断して、
どこの窓口でどのインターネット会社に乗換えることが一番おトクなのか、比較検討しましょう。
まとめ
いかがでしたか。ここまで固定費の削減についてお話してきましたが、固定費の削減は、即、家計の潤いにつながりやすく、年間で場合によっては十数万円の節約になります。まずは検討する、ということから始めてみてはいかがでしょうか。
その他、我が家が行っているスマホ料金の最強節約術も別の記事に書いておりますので、ぜひご覧ください。かなりおすすめな内容になっております。
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