勉強していてもスマホばかり触っていて、全然集中できていない
暇さえあればずっとスマホ・・・反抗期だし、何を言っても聞いてくれない
そんな悩みを自身の体験談を交えながら解決していきます。
- 絶対おすすめのスマホのルール
- スマホの管理の仕方
- 賢くなるスマホの使い方

- 元塾講師で現在39歳の小中学生の子供を持つ母親
- 自身の子ども・小学生偏差値37→61 中学生60→70まで引き上げ(現在もまだまだ上を目指し親子で奮闘中)
- 英検を独学で小5息子が3級に合格。中2娘が英検2級に合格。(一発合格)
- 筆者自身も中学受験・高校受験を両方経験し、難関志望校に合格
- 子どものためにと、これまで様々な教育書籍を読みあさり、教育イベントにも多数参加。
- これまでの経験と、ありとあらゆる知りえた情報の中から、本当に良いと思う有益な情報のみをお伝えしています。
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では、早速見ていきましょう!
絶対おすすめのスマホルール
我が家では、娘が小学5年生の時に主人の古いiPhoneでスマホを持ち始めました。
現在娘は中学生ですが、周りのお友達と比較しても、うちの娘はスマホへの依存度は低いと感じています。
もちろん、友達とスマホでのやり取りもしていますが、親が注意するような、「ずーっと見ている」ということはありません。
スマホを持つにあたって、我が家ではしっかりルール決めを行いました。
中学生になった今でも、スマホが勉強の妨げになっていると感じることはありません。
我ながら自負しておりますので、ぜひ、参考にしてみてください。
スマホの所有権はあくまで親
スマホ料金を親が支払っている間は、所有権は親にあります。
親が購入したスマホを「子どもに貸してあげている」という大前提にまず立ちましょう。
あくまで親の所有物ですので、スマホの利用を管理する権利が親にはあるのです。
制限をかける権利も取り上げる権利もある。
とは言え、子どもにも自由は必要です。
親が決めた制限内で、どう使うかはお子さんの自由、となります。
子どもにスマホを与えるならば、まず、勉強のさまたげにならないような、制限・ルールをしっかり決めることが何より大事なのです。
参考までに、我が家の子供達の制限をご紹介思します。
中学生 女の子
- 利用時間は、6:30~22:00 (朝起きる時間~塾から帰ってくる時間まで)
- アプリのインストールは承認制
- SNSの利用時間は平日1日30分、休日45分まで(過ぎるとブロック)
- その他、ファッション情報サイトやライフスタイル情報アプリ、1日30分まで(過ぎるとブロック)
小学生 男の子
- 利用時間は、7:00~21:00
- アプリのインストールは承認制
- ゲームは平日1日1時間、休日1時間半(過ぎるとブロック)
- YouTubeアプリは削除
こんなところです。
周りの話を聞くには、少し厳しい方だと思いますが、娘はたまに制限に達する程度で、不自由はないようです。
小学生の息子は、友達と遊んでいる時に、ゲーム時間の延長を催促してきますが、状況に応じて対応している状況です。
スマホはリビングから自室への持ち出しNGに
以前、あるテレビ番組で、東大に合格させた娘さんをもつ母親のインタビューを見ました。
その家庭では、娘さんに、勉強中は勉強に集中するため、自身のスマホを自室への持ち込みNGにし、常にリビングに置いてある状態にしていました。
確かに、勉強中に友達から通知が来たりすると、気になって見てしまい、集中が途切れます。
そのテレビ番組を見た時は、うちの娘はまだ小学校低学年でしたが、スマホを持たせる時は、うちもそうしよう、と決めていました。
今娘は中学生ですが、スマホを持ち始めた小学校高学年の当初から、そのようなルールにしていたため、今でも、抵抗なく、守ってくれています。
おかげで、スマホが勉強の妨げになることもなく、順調に好成績を修められています。
このルールは本当におすすめです!
また、リビングにスマホがあることで、自室にずっと引きこもりになることがなく、自然とリビングに集まるので、親子のコミュニケーションも円滑でいられるのが、非常に良いことだなと思ってます。
このスマホ自室持ち込みNGルールは、かなり効果的なので、強くおすすめします。
頻繁に鳴るグループLINEは通知オフ
クラスのグループLINE、学年のグループLINE、様々あると思いますが、通知が非常に多く、特に重要でないようなグループLINEに関しては、通知をオフにしておくと、通知で画面が明るく光らないので、スマホを見る回数もその分減っていきます。
気が散るようなものを極力排除していくことで、スマホに気を取られる時間を減らしていきましょう!
SNSは一つに絞る
LINE・TikTok・Instagram・Twitter・Facebookなど、この世にはたくさんのSNSが存在します。
しかし、まだ未成熟の中学生には、このようなSNSは必要ないと個人的には考えます。
SNSは、場合によっては、精神的に落ち込んだり、依存したりして、勉強に支障をきたすところまでいくことも珍しくありません。
スマホが親の所有物である今は、極力SNSからの影響を最小限に抑える働きかけをしていく必要があります。
SNSに触れないのが一番ですが、どうしても難しい場合は、あれもこれもするのではなく、何か1つに自分で絞らせてみてください。
子どものスマホ管理はiPhoneが便利
iPhoneにはスクリーンタイムという機能があり、これが非常に便利です。
個人的に、子どものスマホ利用を管理するのに非常に優れていると思っています。
以前一度だけ、子どもに1円で購入した別のスマホを持たせたこともありましたが、管理がしずらく、iPhoneに戻したほどです。
iPhoneのスクリーンタイムで出来ることは以下の通り
- スマホの利用時間の制限(曜日別に設定可能)
- アプリ別に利用制限がかけられる
- 1日のスマホ利用時間が分かる
- アプリ別の利用時間が分かる
- スマホを持ち上げて最初に使用したアプリが分かる
- 位置情報の共有
- コンテンツの年齢制限
- アプリを入れる際、親の許可なく入れられない
もちろん他社のスマホでも同じようなな管理が出来ないことはないですし、契約する携帯会社の独自の管理サービスもあったりしますが、iPhoneに統一していると、どの携帯会社に乗換えても、簡単に引き継げて、非常に便利です。
最新のiPhoneである必要は全くないので、大幅割引キャンペーンがあった時にでも、検討してみてはいかがでしょうか。
勉強におすすめのアプリ
スマホは悪いことだけではありません。
活用次第では非常に便利なツールであることは皆さんご存知の通りです。
スマホのアプリには、英単語・計算・漢字・語句・歴史・地理・科学など、様々な勉強系アプリが存在します。
スマホアプリのいいところは、隙間時間にいつでも利用できるところです。
せっかく便利なスマホをお子さんに与えているのですから、SNSやゲームだけではなく、勉強系アプリを利用して、それこそ友達同士で競い合ったりして、楽しく知識を身に付けていくことを提案してみてください。
まとめ
スマホは、正しく使えば、活用次第では、決して「悪」ではなく、便利なツールです。
問題なのは、コントロール不能な状態に陥る事。
一度陥ったら、抜け出すのはそう簡単なことではありません。
最初が肝心です。
ぜひ、今一度、お子さんのスマホルールについて見直し、限られた貴重な時間を少しでもスマホから遠ざけ、勉強にあてることを促してみてください。
きっと将来が開けるはずです。
この記事が参考になれば幸いです。