通信教育ってどこも同じような感じだけど、何が違うの?
うちの子に合う通信教育はどれなんだろう?
ここでは、そんな悩みを解決していきます。
この記事で分かる事
- 小学生通信教育大手4社(ポピー・進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会)の料金比較
- 大手4社の主な違い
- うちの子はどれに向いている?
- 通信教育を継続させるコツ
記事の信頼性
- 元塾講師で現在39歳の小中学生の子供を持つ母親
- 自身の子ども・小学生偏差値37→61 中学生60→70まで引き上げ(現在もまだまだ上を目指し親子で奮闘中)
- 英検を独学で小5息子が3級に合格。中2娘が英検2級に合格。(一発合格)
- 筆者自身も中学受験・高校受験を両方経験し、難関志望校に合格
- 子どものためにと、これまで様々な教育書籍を読みあさり、教育イベントにも多数参加。
- これまでの経験と、ありとあらゆる知りえた情報の中から、本当に良いと思う有益な情報のみをお伝えしています。
詳細プロフィールはコチラをご覧ください。
ここでは、中学受験をする・しないに限らず、参考になる情報を記載しています。
単純におすすめ教材の比較を知りたい方は最後に表でまとめているのでそちらをご覧ください。
ここでは、単なる比較だけではなく、将来稼ぐ子供になるために必要なスキルに基づいた失敗しない通信教育の選び方もお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
では、さっそく見ていきましょう
通信教育の各社比較【ポピー・進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会】
小学生の通信教育大手4社の比較表はコチラです。
ぜひ、お子さんの学力の現状と通信教育を始める目的を明確にして、比較してみて下さい。
(※毎月払い料金を掲載しています。)
ポピー | 進研ゼミ | スマイルゼミ | Z会 | ||||
<紙> | <タブレット> | <標準> | <発展> | <紙> | <タブレット> | ||
小学1年(国・算) | 2500円 | 4020円 | 4020円 | 4268円 | 5038円 | 5300円 | 4200円 |
小学2年(国・算) | 2900円 | 4320円 | 4320円 | 4510円 | 5610円 | 5700円 | 4900円 |
小学3年(5教科) | 3300円 | 5320円 | 5320円 | 5170円 | 6380円 | 7255円 | 6000円 |
小学4年(5教科) | 3300円 | 5590円 | 5590円 | 5830円 | 7040円 | 7935円 | 6700円 |
小学5年(5教科) | 3800円 | 6710円 | 6710円 | 6710円 | 7920円 | 9075円 | 7900円 |
小学6年(5教科) | 3800円 | 7150円 | 7150円 | 7260円 | 8470円 | 9925円 | 8600円 |
タブレット代 | なし | なし | 0円(9900円) | 10978円 | なし | 49800円 | |
特徴 (受講費内で出来ること) | ・余分な付録がなく 続けやすい価格 ・学校の教科書に寄り添った学習内容 ・紙教材が中心 ・量が豊富 | ・教科ごとに標準・ 応用が選べる (受講費変わらない) ・PCで無学年学習が可能(国・算) ・PCで英検対策が可能 (準1級レベルまで) ・PCでプログラミング学習が可能 | ・教科ごとに標準・ 発展が選べる (受講費変わらない) ・無学年学習が可能(国・算) ・英検対策が可能 (準1級レベルまで) ・漢検対策が可能 ・プログラミング学習が可能 | ・無学年学習が可能(中3まで先取可能) ・紙学習と変わらずに、 えんぴつと同じ感覚でタブレットに書ける ・プログラミング ・漢検ドリル ・計算ドリル | ・1教科+220円でハイレベルが受講可能 ・プログラミング学習 ・小1・小2から英語 ・プログラミングが学べる | ・習熟度に合わせて 適切なレベルを自動で提供 ・プログラミング学習 ・総合学習 (教科の枠を超え、 思考の論理性や柔軟性をはぐくむ) | |
無料お試し | あり | なし | 2週間お試しあり | なし(資料請求でお試し教材配布) | |||
公式サイト |
通信教育大手4社の主な違い
ポピー・進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会の、主な違いは以下の5つ。
- 紙かタブレットか
- 科目選択か5科目セットか
- 難易度の違い
- 無学年学習の有無
- 検定対策の有無
基本的なベースは「5教科セット」のカリキュラムで、付属の学習コンテンツや有料オプション講座で各社差別化を図っています。
ユーザーとしては、各社の「差」をしっかり見極めることが、よりよい選択に繋がります。
お子さんの現状から必要なものを考えて判断するといいでしょう。
詳しくは、「通信教育の選び方」の記事をご覧ください。
小学生の通信教育どれがいい?失敗しない選び方とは?
続きを見る
向いている通信教育は?【チェックリスト】
上記の比較表から言えることを、分かりやすくまとめると、こうなります。
ポピーに向いている人
- 費用を極力抑えたい
- 付録はいらない
- 学校の授業に付いていけるように、学校の内容を着実に定着させたい
進研ゼミに向いている人
- 費用は抑えつつ、学校レベル+αも身に付けさせたい
- 紙でも学習させたい
- 英検対策をさせたい
- 先取学習がしたい
スマイルゼミに向いている人
- タブレット学習に抵抗がない
- 何か楽しみがないと勉強が続きにくい
- 多少費用を追加してでも、難易度の高い勉強をさせたい
- 先取学習がしたい
- 漢検対策がしたい
- 計算に強くなりたい
Z会に向いている人
- 高くても質のいい勉強をさせたい
- 将来の難関校受験に対応できる力を付けたい
- お楽しみ要素がなくても、勉強に対する意欲がある人
通信教育を続けるコツ
通信教育のを活かせるかどうか、一番の肝は「学習の習慣」です。
まず入会したら、
「最初の3カ月で学習サイクルを身につける」
ことだけに注力して下さい。
この3カ月間は、学習の中身や成果はひとまず無視。
まずは、生活の一部として、通信教材学習の時間を生活リズムに組み込み、学習を「習慣化」することです。
遠い先の将来を見据えても、この「習慣化」は何よりも大事なことです。
どんな質の高い教材を使っていても、習慣化しなければ、定着しません。
たまに気が向いたらやる学習では、どんなに費用が安くても、はっきり言って無駄金です。
子供騙しのようなものが、教材で付いてくるものもありますが、親から見るとこんなもので誘って・・・、と思いがちですが、正直、やる気に繋がるのであれば、充分理にかなっています。
付録など無くても頑張れるタイプの子供もいれば、付録があるから頑張れる子供もいます。
「カリキュラム」は各社、少なくとも1年の継続を見通して考えて作られています。
目先だけではなく、もっと先を見越して、焦らず着実に力を付けていくことが大切です。
ぜひ、続けれられる通信教育選びをしていってもらえたらと思います。
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まとめ
以上ここまで、小学生の通信教育の大手4社比較と、各社の主な違いについてお伝えしました。
これらを基に、お子さん自身の個性と親御さんの教育方針とを照らし合わせることで、よりよい教材選びが出来ることと思います。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
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