小学生の通信教育って結局どれがいいの?
何を基準にどうやって選んだらいいの?
そんな疑問にお答えしていきます。
- 小学生の通信教育の選び方のポイント
- タブレット学習のメリット・デメリット
- 子どもに合った難易度の決め方
- 無学年学習が出来る通信教育はどこ?
- 検定対策がでできる通信教育はどこ?
- 質問が出来る通信教育はどこ?
- 表現力トレーニングがある通信教育はどこ?
- 元塾講師で現在39歳の小中学生の子供を持つ母親
- 自身の子ども・小学生偏差値37→61 中学生60→70まで引き上げ(現在もまだまだ上を目指し親子で奮闘中)
- 英検を独学で小5息子が3級に合格。中2娘が英検2級に合格。(一発合格)
- 筆者自身も中学受験・高校受験を両方経験し、難関志望校に合格
- 子どものためにと、これまで様々な教育書籍を読みあさり、教育イベントにも多数参加。
- これまでの経験と、ありとあらゆる知りえた情報の中から、本当に良いと思う有益な情報のみをお伝えしています。
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では、早速みていきましょう。
小学生通信教育(進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会・ポピー)の選び方
大手通信教育を選ぶに当たって注目したいポイントは6つ。(通信教育大手4社の比較記事はコチラ)
- 紙学習かタブレット学習か
- カリキュラムの難易度は現状の学力に合っているか
- 先取り学習が必要か
- 検定対策が必要か
- 分からない問題があった場合の質問場所の確保は必要か
- 受験を見据えて、論理的思考を鍛えていきたいか
詳しく見ていきます。
①タブレット学習のメリット・デメリット
通信教育を選ぶ上で、一番の悩みどころが、「紙学習かタブレット学習か」ではないでしょうか。
実際、我が家でも、非常に悩んだ点です。
それは、タブレット学習で果たしてしっかり身に付くのかどうか、実際に鉛筆で書いた方が身に付くのではないか、という不安からでした。
しかし、実は、タブレットならではのメリットもいっぱいあるのです。
タブレットのメリット
- 正解かどうか、すぐに丸付け・判定が出来る
- 豊富な学習コンテンツで効率よく知識を身に付けられる
- 分かりやすい映像解説で学習効果が上がる
- 学習スケジュールの管理が出来る
タブレットのデメリット
- 分かった気・やった気になってしまいがち
- ふろくのゲームに時間を取られる
- 習得ではなく、こなす作業になりがち
学力に合った難易度かどうか
せっかく受講料を払うのですから、効果を求めるのは当然のことです。
求める効果を出すために、勉強する子ども自身に適した「難易度(レベル)」の教材を選ぶことがとても大事になります。
賢くなりたいから、と言って、無理にハイレベルな教材に手を出し、背伸びしすぎても、地に足が付かない状態になり、後々苦しむことになります。
逆に、本人にとって簡単と感じるレベルのものばかりやり続けていても、「定着」という部分では効果は出ますが、それ以上の成長の芽は出ずらくなります。
保護者の目線からみても、やはり、「時間とお金を無駄にはしたくない」ですよね。
各社の難易度をしっかり見極めて、お子さんに必要なレベルを与えてあげるといいでしょう。
例えば、英語。
これまで通っていた英会話教室などで、基礎的なことが習得できているのであれば、標準セットの「英語」では物足りないかもしれません。
となると、英語の発展レベルが学習できるような、スマイルゼミなどの通信教育を選んだ方が得策でしょう。(大手4社の比較はコチラ)
もしくは、英語だけ、【Z会Asteria】英語4技能講座 のように、英語専門の通信講座を受講するのも有効です。
今の時代、「とりあえず通信教育」、ではなく、子どもの「得意を伸ばす」選択も視野に入れて検討してみるのもいいでしょう。
【小学生】算数・英語・プログラミング・作文に特化した通信教育おすすめ一覧
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無学年学習(先取り学習)の必要性
「公文式」の効果が実証されているように、学年を超えた先取学習・無学年学習が今、各社通信教育でも取り入れているところが増えてきています。
大手4社で言うと、進研ゼミとスマイルゼミが標準内で無学年学習が可能です。
中でも、スマイルゼミでは、中3までの先取り学習が可能となっています。
活用次第では、費用対効果は高いので、こういった点に注目して選択するのもいいでしょう。
また、大手4社以外でも、「RISU算数」のように、算数に特化した無学年方式のタブレット学習型通信教材もあります。
とにかく算数を極めたい、苦手の算数を克服したいという人には、おすすめの教材なので、こういったものも検討してみるといいでしょう。(詳しくはコチラをご覧ください→どんどん算数が好きになるタブレット教材【RISU算数】 )
また、テレビCMでも話題の、「スタディサプリ」も中学3年までの先取学習が可能です。しかも、演習問題は解き放題、ということで、月額も2178円とかなり格安なので、こちらも検討する余地はかなりあると思います。
月額2178円という安さから、大手の通信教育と並行して利用する人や、塾と併用して利用する人も多いです。
スタディサプリについては別記事に書いているので宜しければご覧ください。
【スタサプ小学生中学生】評判・口コミ・デメリットは?安すぎて不安を解決
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各種検定対策
私は、英検や漢検は、小学生のうちからどんどん習得することを推奨しています。
何故なら、検定取得は、受験で有利に働く場合があるからです。
英検で言うと、中学受験では英検3級程度から、高校受験では、準2級程度から、大学受験では2級程度から、内申や当日の試験で加点される学校が多いです。
しかしながら、独学でこれらを身に付けるには、級が高くなればなるほど、かなり難しくなります。
そこで、英検や漢検対策が出来る通信教育を選ぶ、というのも1つの決め手となります。
大手4社で言うと、進研ゼミが、漢検・英検に、スマイルゼミが、漢検に、標準で対応しています。(各社比較はコチラ)
また、今話題の「スタサプ 」にも、実は、英検対策講座があります。
もちろん追加費用ナシで月額2098円の中に含まれているので、コスパで言うと非常におすすめです。
小中学生必見!スタサプで英検の対策【3級 準2級 2級】は出来る?追加費用は?
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その他、英検取得に特化した通信教材もあるので、合わせて検討してみることもおすすめします。
詳しくはコチラの記事をご覧ください。
【小学生】算数・英語・プログラミング・作文に特化した通信教育おすすめ一覧
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どうしても分からない問題があった場合の解消法の確保
タブレット学習に限らず、通信教育のデメリットとして、分からない問題があった場合の対処法が、親に委ねられている点があります。
保護者がその都度、付き合うことが出来れば良いのですが、共働き家庭など、時間に余裕のないご家庭も増えてきています。
そこで、親に頼らずとも、質問システムがある通信教育を選ぶ、ということも、選択材料としては有効です。
私自身も経験がありますが、自身の子どもに押してていると、どうしても徐々にヒートアップしてきてしまい、これでは逆効果だな、と反省することも多かったです。
やはり、親に教わるよりも、第三者に教わった方が、モチベーションが上がるのは明白です。
大手4社(進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会・ポピー)では、進研ゼミが、算数・国語のみ、WEBからの質問を受け付けています。
また、Z会の中学受験コースのトータル指導プランでは、タブレットから随時、Z会に質問が出来るようになっています。
しかしながら、どうしても、タブレット上、WEB上でのやりとりになるので、直接言葉で教えてもらうより、理解が難しい場合もあります。
直接講師とやり取りして教えてもらいたい、となると、「オンライン個別指導・家庭教師」が選択肢に入ってきます。
双方向のオンライン指導は、やはり、問題を一人でひたすら解き進める通信教育と違い、勉強に対するモチベーションが上がりやすい、というメリットがあります。
気になる方は、オンライン個別指導・家庭教師を検討してみてはいかがでしょうか。
詳しくは別記事に記載しているので、よろしければご覧ください。
オンライン家庭教師おすすめ5選(中学受験・高校受験・大学受験に対応)
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将来の受験を見据えた表現力トレーニング
近年の大学入試の改変を受け、各通信教育企業も、この「判断力」「表現力」に注力をしたカリキュラムが増えてきています。
このような時代に合った「表現力」「文章力」の鍛錬に注目して選択することもおすすめです。
Z会には、この表現力に特化したオプション講座があります。
また、スマイルゼミでは、標準内で、朝日小学生新聞の記事がタブレット上で見られるようになっており、
「新聞の社説・コラムの要約」は、「表現力」「文章力」の訓練に非常に効果があるので、活用次第では、トレーニングになります。
そういった点を注目して選んでみるのも1つでしょう。
なお、子ども新聞・中高生新聞は、料金的にも月550円・月880円で、家計負担少なく購読が出来るので、ぜひ、将来の子供の為にも、通信教育と並行して、購読してみてはいかがでしょうか。我が家も当然、購読中です。
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まとめ
以上、ここまで、小学生の通信教育の選び方のポイントについて、お伝えしてきました。
要は、何をお子さんに求めるのか、目標を明確にすることで、必然と、お子さんに必要な通信教育が見えてくると思います。
ぜひ、この記事をお役立ていただき、お子さんの将来を切り開くお手伝いが出来たら幸いです。