〇〇ちゃんって同じ部活で忙しいはずなのに何故そんなに成績が良いのかしら。いつ勉強してるのかしら。
部活で帰りが遅い上に、疲れてぐったりしていて、全然勉強ができないのよね。受験も控えてるのに。
この記事で分かる事
- 両立できないる人と出来ない人の違い
- 両立するためのコツ・時間に対する考え方
- おすすめの勉強法
この記事の信頼性
- 元塾講師で現在39歳の小中学生の子供を持つ母親
- 自身の子ども・小学生偏差値37→61 中学生60→70まで引き上げ(現在もまだまだ上を目指し親子で奮闘中)
- 英検を独学で小5息子が3級に合格。中2娘が英検2級に合格。(一発合格)
- 筆者自身も中学受験・高校受験を両方経験し、難関志望校に合格
- 子どものためにと、これまで様々な教育書籍を読みあさり、教育イベントにも多数参加。
- これまでの経験と、ありとあらゆる知りえた情報の中から、本当に良いと思う有益な情報のみをお伝えしています。
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この記事を見る前と見た後で、勉強へのモチベーションが劇的に変わり、行動が変わっていくことでしょう。
では、早速見ていきましょう。
両立できる人と出来ない人の思考はどう違う? 両立できない理由はコレ
あなたの周りに、容量のいい人っていませんか?
同じように部活をして、同じように遊んでいるのに、一方は成績優秀、一方は落ちこぼれ。
一体、双方の何が違うのでしょうか。その違いは大きく3つ。
ポイント
- 勉強への意欲
- 「時間」に対する考え方
- 勉強の質・中身・方法
両立が出来る人は、上記に挙げた3点が完璧な人。
両立が出来ない人は、上記3点の何かが欠けていたり、間違っている人です。
つまり、
両立したければ、この3つの思考・行動をシフトしていけば良いのです。
とっても簡単なことです。
では、具体的に1つ1つ見ていきましょう。
部活と勉強を両立するための思考
勉強への意欲がない
そもそも、勉強に対する意欲がなければ、両立で悩むこともないのではないでしょうか。
逆に言えば、「意欲」さえあれば、自分なりになんとか時間を見つけて出来ることをしていると思います。
とは言え、
「勉強へのモチベーションが上がらないから困っているんです」
「意欲が出ないんです」
という人も多いことでしょう。
では、勉強への「無関心」→勉強への「意欲」へ思考を切り替える方法をお伝えします。
勉強を好きになる必要はない
安心してください。
勉強を好きになる必要は全くありません!
賢い人が皆、勉強が好きか、と言ったら決してそうではありません。
勉強好きな天才的な人を除いて、基本的に、
「勉強が好きだから勉強しているのではない」のです。
「勉強が嫌い」
「忙しいから勉強したくない」
でも、
「勉強しなければならない」と自分で感じたり、思っているから、「勉強する」のです。
では、「なぜ、『勉強しなければならない』と思うのでしょうか」
つまり、「勉強する理由」がはっきりしているからです。
これを読んでいるあなたも、そこに気付けば、きっと勉強への意欲が出て、「両立が出来る人」に変わっていくはずです。
では、その「勉強する理由」を掘り下げてみましょう。
「勉強する理由」の見つけ方
Q勉強しないとどうなると思いますか?
A,成績が下がる、テストで点が取れない、親に叱られる、先生に呼び出される
これらは全て間違いです。
答えはただ一つ。
勉強しないと、
「自分がなりたい職業につけなくなる、或いは、遠回りになる」のです。
例えば
今は具体的に将来の夢はなけれど、高校2年になって、急に、「医者になりたい」と思った時に、これまでの勉強の積み重ねがないと、学力が足りなくて諦めるか、もしくは、中学の勉強に戻って、勉強のやり直しが必要になり、希望する職業にたどり着くまでに長い時間がかかってしまいます。
日々生活していると、何のための勉強か、何のために授業受けてるのか、分からなくなることってあると思いますが、
今の自分の行動1つで、3年後・5年後・10年後の「自分自身の未来」が変わるんだ、という考え方に目を向けると、「勉強への向き合い方」が自然と変わってくるのではないでしょうか。
結論:勉強する理由
急に方向転換が起きても対応出来るような「学習の土台」を作っておくことで「将来の選択の幅を広げることが出来る」から
「テスト」を「利用する」
勉強する理由には気付けたけれど、勉強する上で、常に、何年も先の将来のことのために今頑張れるか、と言えば、正直難しいと思います。
あまりにも目標が遠すぎるので、当然です。
だからこそ、身近な「テスト」を「利用する」のです。
「テスト」というと、教師に「試されている」、「やらされている」、という受け身の感覚になりがちです。
この思考を、「利用してやる」くらいの強気な思考ににシフトすることで、テストへの挑み方も変化してくるはずです。
具体的な数字となって自分の学力が現れる「テスト」は、勉強へのモチベーションを上げるためにもってこいの「手段」となります。
まずは目の前の「テスト」をクリアして、自分のレベルを着実に上げていきましょう。
そしてそれが結果的に、「自分の未来選択」に繋がってくることは間違いありません。
では、具体的にどのように「テスト」を「利用する」のでしょうか。
小さい具体的な目標をたくさん立てた方が良い
「テスト」を利用して勉強へのモチベーションを上げるには、「目標設定」が大切なポイントです。
ただ単に、「いい点を取る」という目標だと、あまりにも抽象的です。
「いい点」を自分にとっての具体的な数字にして表しましょう。
目標設定は、絶対無理なラインではく、頑張ったら到達できるかもしれないレベル、で設定します。
そして、その内容は細かく設定します。
例えば:普段の教科平均が60点くらいの生徒
- 国語:目標85点!漢字・文法は満点を取る!絶対全部解答欄を埋める!
- 数学:目標80点!計算ミスで点を落とさない!
- 英語:目標95点!スペルミス、ピリオド落としは絶対しない!
具体的に設定することで、おのずと、「テスト」に向かって「やるべきこと」が見えてきます。
自分のレベルが上がるごとに、この目標を高いものに変化させることで、着実にレベルアップしていけるはずです。
「時間」に対する考え方が間違っている
勉強の目的がはっきりして、やる気はあるのに、現実的に時間がなくて、両立で悩んでいる、という人もきっと多いことでしょう。
そんな悩みを抱える学生は、「時間」に対して、間違った考えを持ってる人が多いです。
「時間」に対する考え方を少し変えるだけで、「両立できる人」に簡単になることが出来ます。
では具体的に見ていきましょう。
「時間をかければかけるほど学力は上がる」のは間違った考え
両立で悩む人、というのは、「時間がなくて悩んでいる」人がほとんどでしょう。
しかし、時間をかければかけた分だけ学力が上がるのか、と言えば、決してそうではありません。
なので、「時間がない」で悩むのではなく、「使える時間」で集中して勉強するべきです。
そしてその使える時間の使い方も、時と場合によって使い分けるべきです。
例えば
今10分空き時間があったとします。
その間で、「英語の長文読解の文章を読む」ことをしてみてください。
テストや入試でも、「長文読解」というのは必ず出てきます。
限られた試験時間でいかに早く文章を読み、内容を読み取ることが出来るか、がカギとなります。
今10分しかないのなら、その10分で集中して長文の英文を読む訓練をする、という時間の使い方をすれば、実践的な勉強となります。
このように、「時間」は使い方次第でいかようにも有意義に使えるのです。
「立てた計画を何が何でも守る」のは間違った考え
勉強おいて、「計画を立てる」ということはとても大切です。
両立で悩む人、というのは、「時間がなくて立てた計画通りに進まなくて悩んでいる」、という人もいることでしょう。
まず、「計画を立てた」ことはとても素晴らしいと思います。
しかし、立てた計画を「こなしていく」勉強法では学力は上がりません。
勉強していく中で、つまづいたりして、計画通りにいかないことがあるのは当然です。
むしろ、しっかり勉強に向き合っている人こそ、どうしても計画が崩れてしまうものです。
そんな時に、「立てた計画通りに進めなくては!」と意固地になる必要は全くないのです。
そして、計画を一から立て直す必要も全くありません。
必要なのは、「臨機応変に調整する能力」です。
調整する際のポイント
- 逆算して得意分野を短時間にするなどして調整していく
- 自分に必要な優先順位を明確にしておく
時間は限られています。
その時間をどう使うのか、様々な障害にぶつかると思いますが、『都度調整して対応していく能力』と培う事で「テスト」「入試」に勝利出来ることでしょう。
勉強の中身が間違っている
勉強への意欲もある、時間もうまく使ってる、それなのに、成績が上がらない、という人もいるでしょう。
そんな人は、ぜひ、勉強の中身・質を見直してみてください。
せっかく貴重な時間を勉強に使っているのに、「成果」に繋がらなければ、モチベーションが下がり、悪循環に陥ってしまいます。
ポイント
忙しい人こそ「効率」の良い勉強を心がけましょう!
では、具体的に質の良い・効率の良い勉強とは一体何でしょうか?
暗記は活用が出来てこそ暗記
勉強する上で「暗記」は欠かせない要素ですが、「暗記」というのは、ただ単に覚えれば完了、ではありません。
同じ時間を使って同じものを覚えているのに、成果に差が出るのは、「暗記」の仕方にあります。
例えば、
英単語一つにしても、覚えたものを、実際に英文として使えるかどうか、です。
歴史なら、覚えた出来事を前後の出来事と関連付けて説明できるかどうか、です。
よく、「インプット」と「アウトプット」と言いますが、まさにその「インプットの質」が大切なのです。
「インプット」する時に、ひたすらノートに書いて頭に叩き込むのと同時に、どのように活用するか、ということも考えて、「使える覚え方」をしましょう。
一発で覚える必要はありません。何度も何度も繰り返しでも良いので、「理解して活用する」ことを優先しましょう。
「思考力」ではなく「経験力」「対応力」
数学に対して、苦手意識も多い方もいると思います。
試験などで、見たことがない問題に出くわした時、思考力を使って、とよく言いますが、思考力がないと解けないのか、と言ったら決してそうではありません。
似たような問題を解いたことがあるかどうかの「経験」だと私は思っています。
「経験値」が高ければ高いほど、問題への対応力も強くなります。
「経験値」というのは、つまり、「いかに色んな練習問題を解いてきたか」にあるのです。
いろんな角度からの問題を、事前にたくさん解いて勉強しておきましょう。
そうすることで、経験値が上がり、試験・テストでも、これまでの自分の経験の引き出しから対応することが可能となり、結果的に「成果」に繋がるのです。
ポイント
色んな角度・タイプの問題を解いて経験値・対応力を高めよう!
ノートは自分の言葉で分かりやすく
勉強する上で、「ノート」というのは非常に重要です。
こんな人は今すぐ改善!
- ノートを作っていない
- メモを取る習慣がない
- 先生の言うこと全てを一言一句抜かりなくノートに書き残す
「ノート」というのは何のためにあるのでしょうか?
「ノート」は後で見返した時に自分が理解できる「ノート」でなければなりません。
「ノート」作りのポイントは、「自分の表現で分かりやすく」です。
先生の発した言葉全てをびっしり文字で羅列しているだけのノートを、後から見直そうという気持ちになるでしょうか?
ポイント
後から見直したくなる、分かりやすい、自己満足の「ノート」作りを心がけましょう!
部活と勉強の両立が出来る3つの習慣
①朝の時間を活用する
皆さんは1日のルーティーンが決まっていますか?
効率よく勉強し、「成果」としてつなげるためには、上記で述べた勉強の「質」も大切ですが、勉強の「習慣」も大切です。
特に朝のルーティン化が重要です。
部活の朝練で、朝早く起きている人も多いでしょう。
朝起きてから、家を出るまでの間に、まずは1時間、勉強する時間をぜひ作って下さい!
1日の終わりに疲れた頭でダラダラ勉強するより、よっぽど有効的です。
1日の時間は限られています。
1日を朝から活用するために、朝起きてからの行動のルーティン化は大切なことなのです。
騙されたと思って、まずはぜひ続けてみて下さい。
②部活と勉強のメリハリを大事に
両立で悩み、この記事を読んでいる方は、きっと部活にも物凄く熱を注ぎ、一生懸命活動していることと思います。
両立できないから、「部活を辞める」という人もいますが、部活で経験した「勝ち」にこだわる姿勢や、精神面、そして集中力が、入試で活きるというのも事実です。
部活を最後までやり切った人は、入試にも強い、というのはそのような経緯からです。
部活と勉強の両立に悩んでいる人は、悩んでないで、部活にも勉強にもとにかく一生懸命取り組んでださい。
③週1でいいから、家庭教師を使う
部活で忙しいからこそ、家庭教師を週1で良いから活用することをおすすめします。
他にも通信教材がたくさんあるのに、何故、家庭教師?と疑問に思うかもしれませんが、理由はただ1つです。
「効率が良いから」です。
自宅に来てもらう家庭教師でも、オンラインの家庭教師でもどちらでもいいいいと思います。
今は、質の良い家庭教師センターがいっぱいあります。
忙しいからこそ、週に1度、自分で管理できないところ・質問窓口・相談場所を第三者に任せることで、安心して部活にも打ち込めるでしょう。
【中学生】勉強をしない理由【今すぐ解決する方法】
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まとめ
以上、ここまで、部活と勉強の両立に悩む中高生と親御さんに向けて、両立のコツをお伝えしてきました。
まとめ
- 両立するには、「勉強への意欲」「時間の使い方」「勉強の質」がポイント
- 勉強は、将来の選択の幅を広げるために、学習の土台を作ることが目的
- 目の前の「テスト」に向かって具体的な目標を立て、限られた時間で質の高い勉強をする
- 朝の時間を活用し、部活にも勉強にも思いっきり取り組み、定期的に、学習のプロに観てもらう
この記事が、より有意義で豊かな学生生活に繋がれば幸いです。
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