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【小中学生の塾代が高すぎる問題】塾に行くメリットは?通信教育とどっちがいいのか徹底検証

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塾の費用が高すぎて、辞めたいけど、辞めるのは不安・・・

通信教育でも、塾と同じような効果が出せるかしら・・・

そんな疑問を解決していきます。

この記事で分かる事

  • 塾に行くメリット・デメリット
  • 一般的な進学塾の費用の相場
  • 塾と通信教育の料金比較
  • 塾と通信教育、コスパが高いのはどちらか
  • 通信教育の効果的な活用方法

記事の信頼性

  •  元塾講師で現在39歳の小中学生の子供を持つ母親
  •  自身の子ども・小学生偏差値37→61 中学生60→70まで引き上げ(現在もまだまだ上を目指し親子で奮闘中)
  •  英検を独学で小5息子が3級に合格。中2娘が英検2級に合格。(一発合格)
  •  筆者自身も中学受験・高校受験を両方経験し、難関志望校に合格
  •  子どものためにと、これまで様々な教育書籍を読みあさり、教育イベントにも多数参加。
  •  これまでの経験と、ありとあらゆる知りえた情報の中から、本当に良いと思う有益な情報のみをお伝えしています。

 詳細プロフィールはコチラをご覧ください。

 では、早速みていきましょう。

塾に行くメリット・デメリット

 まず、塾のメリット・デメリットについてまとめます。

メリット

  • 成績アップ・志望校合格に向けて、手厚くサポートしてくれる
  • 現状を踏まえた進路の相談が出来る
  • 分からない問題があった時に、質問が出来る
  • いつでも塾の自習室が利用できる
  • 小テストや月例テストで自分の理解度や自分の順位を確認できる
  • クラス分けや、テストの順位の掲示などで、競争心・闘争心が芽生えやる気に繋げる機会がある

デメリット

  • 費用が高い
  • 通塾に時間がかかったり、送迎が大変
  • 時間に縛られるため、他の習い事や部活で忙しい人には負担
  • シビアに順位が出るため、メンタルが弱い人にとっては、精神的にきつくなる
  • 塾の先生の「熱血」についていけない人にとっては苦痛

 

進学塾の一般的な費用の相場

 では次に、気になる塾の費用の相場についてです。

 塾を検討している人は以下のポイントに要注意です。

ポイント

塾を、毎月の授業料だけで決めるのは危険!

実際は、諸費用やテスト代、テキスト代、講習費等で、毎月、「授業料+α」の引き落としになる事がほとんど!

 一般的な進学塾(集団)の費用の相場は以下の通り。

 ◎入塾金・・・15,000円~20,000円

 ◎テキスト代・・・年間25,000円

 ◎テスト代・・・年間30,000円

 ◎諸費用・・・年間35,000円

 ◎毎月の授業料

小1~小3約8,000円
小4・小5約15,000円
小6約17,000円
中1約21,000円
中2約26,000円
中3約29,000円

 ◎春期講習費用・・・小学生15,000円 中学生25,000円

 ◎夏期講習費用・・・小学生30,000円 中学生70,000円 (8月分は授業料はナシ)

 ◎冬期講習費用・・・小学生15,000円 中学生25,000円

 ざっとこんな感じです。

 年間でトータル30万~50万はかかります。

 決して大げさに記載しているのではなく、実際、地域に多数の教室と合格実績を持つ、一般的な進学塾の料金です。

 毎月の授業料だけ見て、これくらいならやっていけるかしら、と思っても、実際は、テキスト代や諸費用、講習費などで、授業料に加えて、毎月軽く1・2万円。中学生になると、2・3万は追加で引き落とされるということをあらかじめ理解しておいた方がいいです。

とは言え

 これだけの費用をかける訳ですから、塾側も結果にとことんこだわり、手厚くしっかり面倒見てくれます。

 お金と時間に余裕があり、本人のやる気あり、結果を着実に出していきたい人は、迷わず、塾に通うべきです。

しかしながら、これだけの費用をかけて塾に通っていても、求める結果が伴うのはほんの一握りの生徒のみ。

 なぜなら、、、ほとんどの生徒は「塾に行かされているから」です。

 結局のところ、どれだけお金をかけて塾に通おうが、本人のやる気が伴わないと、お金と時間と送迎の労力の浪費にしかならないのです。

 そんな人はまず、塾に通うよりも、本人の勉強に対するモチベーション、やる気が上がる方法を考える方が先決です。

 同じお金をかけるならば、結果・効果が伴わないと本当にもったいないのです。

 そこで、選択肢として出てくるのが、「通信教育」です。

塾ではなく通信教育を選ぶ理由

 塾ではなく、「通信教育」で結果をだしている生徒もたくさんいます。

 将来のために今しっかり勉強はさせたいけど・・・

  • 塾は費用がかなり高額。一度入るとやめづらいし、まだ小学生だしそこまでお金をかけるのは・・・
  • 塾の送迎も大変・・・
  • 夏期講習や冬期講習など、長期休みが塾で潰れるのは・・・・
  • 今は塾だけではなく、遊びやスポーツ、家族との時間を優先したい
  • 集団の場が苦手なタイプ。精神的負担をかけてまで塾に行かなくても。
  • 転校したばかり。今は学校に慣れるだけで精いっぱい。塾までは・・・
  • 転勤族でまたいつ引越しするか分からないし・・・

 このような気持ちで、この記事を読んでくださっている方は、通信教育を考えていることでしょう。

 一番の願いは、

 費用を抑えて、塾と同じ効果を得たい

 ではないでしょうか。

 

通信教育の料金

 具体的に、各社通信教育の料金を塾と比較してみましょう。

塾と通信教育の料金比較表
【2022年最新 塾と通信教育の料金比較表】

 比べて分かるように、通信教育は、塾と比べると、圧倒的に「安い」です。

 しかし、安いからといって、「とりあえず通信教育」という安易な考えでは、結局、納得のいく効果は充分得られないでしょう。

 要は、本人のやる気次第です。

 逆に言えば、やる気さえあれば、通信教育でも、塾と同様、もしくはより上の効果が期待できるのです。

 

通信教育の最大限の活用の仕方

 通信教育のいいところは、自分で、オリジナルのカリキュラムが組めるところです。

 塾のように、皆と同じ決められたカリキュラムをこなすのではなく、自分の足りないところに重点を置いて補ったり、得意分野をさらに伸ばしていくなど、自由自在に学習が出来ます。

 逆にデメリットは、「つまづいた時に、質問する場所がない」というところ

 つまり、通信教育のメリットを生かしつつ、このデメリットを補う事によって、通信教育を最大限に活用できるという訳です。

通信教育の効果的な組み合わせ

 では、具体的に、効果的に通信教育を最大限活用する方法をご紹介します。

  • まずは、「授業のある通信教育」でまずは予習をする
  • 次に、「紙やタブレットの通信教育」を使って演習問題を解く
  • 最後に、分からない問題があった時には、「質問ができる通信教育」を使って質問する

 以下で詳しくみていきます。

ステップ① 「授業のある通信教育」でまずは予習をする

 通常、塾では、授業中心で学習を進めています。

 実際、視覚と聴覚を使った方が物事を吸収しやすいので、「授業」は効果的なのです。

 そこで、まずは、「授業のある通信教育」を使い、新しい単元の予習をします。

 具体的には、スタサプ 」や、「東進オンライン学校 」が、「塾」に非常に近いタイプになります。

 費用も、両社とも2000円~3000円と、利用しやすい料金設定になっています。

【中学生】新しくなった東進オンライン学校とスタサプの比較表(どっちがいいの?違いは?料金は?)最新版

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ステップ② 塾のテキスト代わりに「紙やタブレットの通信教育」を使って演習問題を解く

 授業でまずは新しい単元の基本を押さえたら、あとは演習あるのみ!です。

 塾でも、テキストを使い、様々な演習問題を解いています。

 スタサプや東進オンラインにも練習問題プリントはついているので、もちろんそちらを利用してもいいと思います。

 しかしさらに、塾と同様の練習量をこなしたいというのであれば、別で、ポピーや進研ゼミ・スマイルゼミやZ会を使っていくと、練習量だけでなく、様々な問題のパターンや応用問題にも触れることが出来、着実に力が付いていくはずです。

  

小学生通信教育の大手4社(ポピー・進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会)料金比較表【2022最新】

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ステップ③ 分からない問題があった時には、「質問ができる通信教育」を使って質問する

 授業を受け、演習問題を解き、塾と同様に勉強してきても、最後には結局、勉強しながら絶対出てくる「つまづき」が解消できなければ、自身の学力のランクアップにつながりません。

 塾と通信教育の最大の違いは、「質問」できる場所があるかないか、です。

 つまり、つまづきがあった場合に「質問する」場所さえ確保できれば、より塾に近い形で自宅で学習できるという訳です。

 えっ、「質問が出来る通信教育」ってあるの?

 と、気になったと思います。

 実は、「進研ゼミ」や「スマイルゼミ」は、タブレットやWEB上で出来ます。

 また、中学生限定にはなりますが、「スタサプ の個別指導」は、オンラインで直接教えてもらうことが出来ます。

 このスタサプの個別指導は、個別なのにも関わらず、料金が安いことから、塾に行っていいない人に人気があり、多く利用されています。

(スタディサプリ個別指導についての記事はコチラ

 このようにいくつかの通信教育を組み合わせることで、最大限に通信教育を活用ることで、塾に行かなくても、はるかに安い費用で塾と同じ効果が充分に得られるのです。

 選択肢の一つとして、考えてみてはいかががでしょうか。

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週1のオンライン家庭教師も視野に

 更にお金に余裕があれば、オンライン家庭教師を週1だけでも他の通信教育と合わせて取り入れると、いつでも質問が出来たり、第三者に勉強を見てもらう事で、勉強に対するモチベーションも上がり、効率よく効果が出ていくと思います。

 塾に通う事を考えたら、それでもかなり安く費用は抑えられますので、各社の良いとこ取りをして組み合わせ、自分オリジナルの通信教育で自宅で勉強を進めていくことも、今の時代に合った一つの勉強法かなと思います。

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まとめ

 以上、小中学生の塾と通信教育の比較をお伝えしました。

 塾は高いなりにそれなりの効果があるのも事実です。

 コスパで考えると、活用次第では、通信教育の方が満足度が高い場合もあるんだ、ということを念頭に置き、選んでいってください。

 本人のやる気さえあれば、通信教育でも充分結果が出せるはずです。

 逆に本人のやる気がなければ、どんなにお金を出して塾に行かせたとしても、満足のいく結果は得られないでしょう。

 勉強嫌いで、なかなか勉強しないお子さんには、通信教育ではなく、家庭教師、もしくはオンライン家庭教師をお勧めします。

 気になる方はコチラの記事もご覧ください。

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