塾の費用が高すぎて、辞めたいけど、辞めるのは不安・・・
通信教育でも、塾と同じような効果が出せるかしら・・・
そんな疑問を解決していきます。
この記事で分かる事
- 一般的な進学塾の費用の相場
- 塾と通信教育の料金比較
- 塾と通信教育、コスパが高いのはどちらか
- 通信教育の効果的な活用方法
記事の信頼性
- 元塾講師で現在39歳の小中学生の子供を持つ母親
- 自身の子どもを偏差値37→61まで引き上げ(現在もまだまだ上を目指し親子で奮闘中)
- 筆者自身も中学受験・高校受験を両方経験し、難関志望校に合格
- 子どものためにと、これまで様々な教育書籍を読みあさり、教育イベントにも多数参加。
- これまでの経験と、ありとあらゆる知りえた情報の中から、本当に良いと思う有益な情報のみをお伝えしています。
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では、早速みていきましょう。
進学塾の一般的な費用の相場
まず、一般的な進学塾(集団)の費用の相場をお伝えします。
入塾金・・・15,000円~20,000円
テキスト代・・・年間25,000円
テスト代・・・年間30,000円
諸費用・・・年間35,000円
毎月の授業料
小1~小3 | 約8,000円 |
小4・小5 | 約15,000円 |
小6 | 約17,000円 |
中1 | 約21,000円 |
中2 | 約26,000円 |
中3 | 約29,000円 |
春期講習費用・・・小学生15,000円 中学生25,000円
夏期講習費用・・・小学生30,000円 中学生70,000円 (8月分は授業料はナシ)
冬期講習費用・・・小学生15,000円 中学生25,000円
ざっとこんな感じです。
そして、塾を検討している人はぜひ気を付けていただきたいのですが、毎月の「授業料」だけにとらわれないでください。
実際は、テキスト代や諸費用、講習費などで、毎月軽く2・3万円。中学生になると、4・5万は引き落とされます。
つまり、年間でトータル30万~50万はかかります。
決して大げさに記載しているのではなく、実際、地域に多数の教室と合格実績を持つ、一般的な進学塾の料金です。
いかがでしょうか。
これだけの費用をかける訳ですから、塾側も結果にとことんこだわり、手厚くしっかり面倒見てくれます。
お金と時間に余裕があり、本人のやる気あり、結果を着実に出していきたい人は、迷わず、塾に通うべきです。
しかしながら、これだけの費用をかけて塾に通っていても、求める結果が伴うのはほんの一握りの生徒のみ。
なぜなら、、、ほとんどの生徒は「塾に行かされているから」です。
結局のところ、どれだけお金をかけて塾に通おうが、本人のやる気が伴わないと、お金と時間と送迎の労力の浪費にしかならないのです。
そんな人はまず、塾に通うよりも、本人の勉強に対するモチベーション、やる気が上がる方法を考える方が先決です。
同じお金をかけるならば、結果・効果が伴わないと本当にもったいないのです。
そこで、選択肢として出てくるのが、「通信教育」です。
塾ではなく通信教育を選ぶ理由
塾ではなく、「通信教育」で結果をだしている生徒もたくさんいます。
将来のために今しっかり勉強はさせたいけど・・・
- 塾は費用がかなり高額。一度入るとやめづらいし、まだ小学生だしそこまでお金をかけるのは・・・
- 塾の送迎も大変・・・
- 夏期講習や冬期講習など、長期休みが塾で潰れるのは・・・・
- 今は塾だけではなく、遊びやスポーツ、家族との時間を優先したい
- 集団の場が苦手なタイプ。精神的負担をかけてまで塾に行かなくても。
- 転校したばかり。今は学校に慣れるだけで精いっぱい。塾までは・・・
- 転勤族でまたいつ引越しするか分からないし・・・
このような気持ちで、この記事を読んでくださっている方は、通信教育を考えていることでしょう。
一番の願いは、
費用を抑えて、塾と同じ効果を得たい
ではないでしょうか。
通信教育の料金
具体的に、各社通信教育の料金を塾と比較してみましょう。

比べて分かるように、通信教育は、塾と比べると、圧倒的に「安い」です。
しかし、安いからといって、「とりあえず通信教育」という安易な考えでは、結局、納得のいく効果は充分得られないでしょう。
要は、本人のやる気次第です。
逆に言えば、やる気さえあれば、通信教育でも、塾と同様、もしくはより上の効果が期待できるのです。
通信教育の最大限の活用の仕方
通信教育のいいところは、自分で、オリジナルのカリキュラムが組めるところです。
塾のように、皆と同じ決められたカリキュラムをこなすのではなく、自分の足りないところに重点を置いて補ったり、得意分野をさらに伸ばしていくなど、自由自在に学習が出来ます。
逆にデメリットは、「つまづいた時に、質問する場所がない」というところ。
つまり、通信教育のメリットを生かしつつ、デメリットを補う事によって、通信教育を最大限に活用できるという訳です。
例えば
スタディサプリや、東進オンライン学校、というのは、授業がある通信教育なので、比較的、「塾」に近いタイプになります。
それらの授業で予習をし、ポピーや進研ゼミやZ会の紙で演習問題を解く。
もしくは、すぐに正当が分かるタブレットで効率よく演習問題を解く。
そして、つまづきが出たら、再度映像授業を見たり、質問をする。
このようなに通信教育を組み合わせることで、最大限に通信教育を活用し、塾に行くよりはるかに安い費用で効果が得られます。
質問が出来る通信教育は、進研ゼミやスマイルゼミならば、タブレットやWEB上で出来ます。
もしくは、中学部限定にはなりますが、スタディサプリの個別指導は、個別指導にしてはかなり破格の値段になっているので、活用するには、最強だと思います。(スタディサプリ個別指導についての記事はコチラ)
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更にお金に余裕があれば、オンライン家庭教師を週1だけでも他の通信教育と合わせて取り入れると、いつでも質問が出来たり、第三者に勉強を見てもらう事で、勉強に対するモチベーションも上がり、効率よく効果が出ていくと思います。
塾に通う事を考えたら、それでもかなり安く費用は抑えられますので、各社の良いとこ取りをして、オリジナルの通信教育を進めていくことをお勧めします。
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まとめ
以上、小中学生の塾と通信教育の比較をお伝えしました。
塾は高いなりにそれなりの効果があるのも事実です。
コスパで考えると、活用次第では、通信教育の方が満足度が高い場合もあるんだ、ということを念頭に置き、選んでいってください。
本人のやる気さえあれば、通信教育でも充分結果が出せるはずです。
逆に本人のやる気がなければ、どんなにお金を出して塾に行かせたとしても、満足のいく結果は得られないでしょう。
勉強嫌いで、なかなか勉強しないお子さんには、通信教育ではなく、家庭教師、もしくはオンライン家庭教師をお勧めします。
気になる方はコチラの記事もご覧ください。
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